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建物のチェック法

  一生に一度の買い物として、家を買う人も多いのではないでしょうか。
 でも、せっかく買った家が欠陥だった、なんてことになったら大惨事。
 では、そのような欠陥住宅を買わないためには、どうすればいいでしょう。
 ここでは、建物のチェック法についてみていきましょう。

 ☆書面チェック
 まずは、設計などの書類上で欠陥はないかをチェックします。
 もちろん、耐震強度など専門的なことは、素人である我々には理解することが難しいでしょう。けれども、一級建築士などの専門家が所属している事務所・会社の中には、そのような建物の診断についてのコンサルティング・相談を受けているところがあります。
 
 そのような相談窓口では、書類上のチェックはもちろん、物件の内覧会に立ち会ってくれるはずです。
 ですから、素人での生半可な知識で判断する必要はありません。
 そのような、書類をチェックするとなれば、必要となるのは次の通りです。
 
 ・重要事項説明書
 ・建築確認申請書
 ・中間検査済書
 ・完了検査済書
 ・図面・仕様書・構造計算書
 ・各種保証書
 ・工事中の書類
 
 新築を購入する場合、上記の書類がこれから作成されるということもあると思います。そのときは、その時点で用意できる書類をそろえてください。
 また、相談する会社によって、必要となる書類はもっとあるかもしれません。そのときは適宜、建築士等の指示に従ってください。

 ☆建物チェック
 書類上の不備・欠陥がなければ、次は、その書類の通りに建物が建っているかを調べなければなりません。
 確認申請書、図面、仕様書にそっているか、鉄骨などを指定のものを使っているかなどを調べます。
 また、中古物件の場合、古い建築基準法では設計書にない増改築は大丈夫だったけれど、改正した法には適応していないということがあります。
 
 その場合、将来、売却するときに大きな足かせとなることもありますので、そこのチェックをすることになります。
 次に地盤。近くに水源があるというような場合、地盤が柔らかくて家が沈むというようなこともありえます。それだけ、家を建てるには、地盤というのは重要なのです。
 しっかりと固く、ひび割れがないか、水はけがよいか等の点をチェックします。
 
 その次は建物の傾きが外からわかるか。基礎の部分にひび割れはないか、屋根にひび割れ等の故障箇所はないか、水道は水漏れをしていないか。境界線、建物の位置が正しいか。配管に老朽箇所がないか。
 
 以上は外からのチェック箇所になります。外が終われば、中からのチェックに移ります。
 
 その次は、天井や床下という家を支える土台などの構造をしっかりチェックします。できるならば、床下や天井裏をのぞく方がいいでしょう。コンクリートがしっかりとなっているか、梁や断熱材がしっかりと性能を発揮できているか。
 
 家を長持ちさせるには、見えない部分がしっかりとしていることが必要です。換気が悪く、カビが生えるというようなつくりでは、いい材料を使ってもぼろぼろになるでしょう。
 
 その次は建物の造りがしっかりと水平になっているか。
 モデルハウスを見に行くのにビー玉を持って行くという人がいます。床において傾いていれば、そのビー玉は転がっていくと言うことです。これは自分で簡単に確かめられるので、チェックしてください。
 
 そして次は、ふすまやガラス戸が正常に開閉できるか。歪んだはめ込みのせいで、せっかくの扉が開かないというようなことがないように、確かめてください。もし、建て付けが悪ければ、家が傾いている可能性があります。
 
 最後にインターホンや給湯器などの設備が正常に動くか。これが、実は故障していました、ということになると購入してから、修理をしたり新品との取り替え工事をしなければならなくなります。

 大まかにチェックするべき箇所は以上です。他に物件によって、いろいろなチェック箇所が増えていったりするでしょう。その場合も、建築士などに相談することをおすすめします。